2017年10月16日

「最悪な親」と「神」




「最悪な親」ってなにかなって漠然と考えてたんだけど、「子供に『かわいそう』って思わせる親」じゃないかなって思った。

親が糞野郎でも、本人が人生楽しんでて、「糞野郎だけどコイツ『かわいそう』ではないな。」って子供が心から思える親だったら、思い切り憎んだり、すっぱりと結別しやすそうだな。

はたから見てて、可哀想だな、哀れだな、醜いな、情けないな、生きんの大変そうだな、こいつを見捨てるのって、酷いことなんじゃないかな?って思わせる親って、ほんとうに子供にとっては地獄だよな。

「かわいそうな奴」に支配されるほどつらいものは無いんじゃないかな。


思いっきり怒りをぶつけても大丈夫そうな強さをもった親でないと、子供は感情の矛先を身体の中に収めて生きなきゃならなくなる。矛先を無理やり収めた身体はずたずたに切り裂かれる。

感情をぶつけたら脆く崩れてしまいそうな親だと、子供は抱えきれない気持ちを無理やり引っ込めるしかなくなってしまう。そして傷つく。




***




神を信じるもののあいだでは、「あなたもわたしも弱い存在ですね」という受け容れが交わされる。
少なくとも、建前のうえでは。
だから、子供も親と戦えるようになる。「あなたは神ではないではないか!」と。
神を振り翳す親に対しても、「いいや、神はわたしの味方だ!」と親へ反撃を加えることができる。
「神は『親に従え』と言っている。」と押し付けてくる親に対し、
わたしは「おまえは神をわかってない。神は、わたしを護れと命令している!」と反撃できる。できた。


神ってすごいんやで。



「宗教」がこわいんじゃないだろう。


宗教者がこわいんだよ。



そこらへんを勘違いするから、神をこわがるばかりになる。
味方にしてしまえば、こんなに便利なものはないのに。



posted by ひろみ at 22:22| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

結婚。一人のひとと一人のひとを束ねること。


結婚。一人の男性と一人の女性を束ねること。
同性婚。一人のひとと一人のひとを束ねること。


わたしは束ねられたいのだろうか。



posted by ひろみ at 04:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

実録☆『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』読者の生反響☆



『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を次兄に送ったところ、このようなやり取りが起こりました。

エモい。心揺さぶられた。当初だけ。
次兄よ、おまえは一体誰だ?あの、狂暴な、怪物みたいな、わたしを脅迫して踏み躙り、「なんとか絶対に逮捕されないような方法で殺してやりたい。」と次兄の部屋の扉を鬼の形相でわたしに睨みつけさしめた、あの頃のおまえは、どこにいる?
いま、わたしは、白けている。
わたしは、家族の「お母さん」ではない。
わたしは、家族のお世話も、もうしません。わたしは家族の保護者じゃねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!

本ブログ初☆糞親貧乏クジを掴まされたきょうだい☆生のやり取りを公開します!

メールを無許可で公開するのはマナー違反だが、ま、公共の福祉ってことでね。





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Fw:久しぶり!
from 次兄


一人暮らしは、どうですかい?



俺は先週

日本一醜い親への手紙
そんな親なら捨てちゃえば

ってゆう、毒親とか虐待の本が
送り主、書いてないメール便で届いたんだわ。

俺、今年の2月にクレーン車の会社に採用決まって
◯◯の寮に単身赴任する前日、両親と焼き鳥屋で飲んだ時
ブラック企業にいた時の話をグチったら
親父が
なんですぐ辞めなかったんだ!って怒りだしやがったんだよね 笑

親父的には、酒が入った状態でブラック企業の話を聞いて感情移入して怒って
目の前で話してる俺に対して
間違って怒りの感情をぶつけたんだと思う。

でもその時、俺の精神状態は
家族と離れて暮らす事になるし
またブラック企業だったらどうしようって不安があって
精神的に弱ってたから傷ついたし
命懸けで働いてたからムカついたけど
言い返しても人の話をまともに聞けない親だから喧嘩になるだけだと思って
もう、死にたいです。ってメール送ったら
母親は多少、気にしてたけど
親父からは特に連絡無かったわ。

6月以降は何回か実家に行ったけど親父は俺と顔合わすの気まずそうだった 笑

んで先月くらいに、◯◯祭(墓参り)
とかいう意味わかんない題名で
ばあちゃんの墓参りについて母親からメール来たんだけど

事あるごとに◯◯◯(母の入信している宗教名)をやたらオススメしてくるのが昔から嫌です。
宗教用語を当たり前のように言われると
知らない人は警戒すると思いますよ。
せっかく、営利目的じゃない宗教として成り立ってるんだから
思いやりをもって説明してみてはいかがでしょうか?

ってメールしといた。

そんなこんなで本を俺に送ったのは親かな?って思ったんだけど
もしかして最近の俺の話を親から聞いてひろみが送ってくれた?






Re:久しぶり!
from ひろみ

はい、私です。
あなたに言いたいことはポジティブなことにつけネガティブなことにつけ沢山ありますが、いまはこれだけ言います。
 
死にたいぐらい、つらかったのですね。あの地獄の家にいたのだから、「死にたいぐらい悲しい」「つらい。苦しい。」と感じるのは、なにもおかしいことではありません。
あなたは、どんなにか、寂しい、悲しい、つらい、不安な思いをしていただろうと思います。
 
いまは、なによりも、あなた自身の身体とこころを、大切にしてください。
あなたのいのちに、尊厳に寄り添う能力は、あの親たちにはありません。
 
ですが、あなたが親にそれを期待するのは、望むのは、なにも悪いことではありません。
 
子供は、保護者に、ケアを求めて当然です。
子供が求めて当然の、温かい言葉や、安心感を与える能力の無い親、そんな貧乏クジを引いてしまったら、つらいにきまっています。
わたしは、あなたが心身ともに深く傷つけられているのに気づいています。
 
休んでください。
意地でも休んでください。
サボってでも、眠って、眠って、眠りまくってください。
 
そして、親たちよりも、◯◯(長兄)よりも、◯◯さん(次兄の妻)◯◯さん(次兄の子供)よりも、なによりもあなた自身の身体と気持ちの安らぎを、最優先させてください。
 
 
ひろみ





Fw:Re: 久しぶり!
from 次兄

誰から来たかわからないからゾッとして疑心暗鬼になって怖かったよ 笑

少し読んで思ったのが
こんなに大変な人達がいるんだから
俺の環境はまだマシで、辛い気持ちはただの甘えだ
と、親から遠回しに言われてるみたいで怒りと悲しみでいっぱいになって
さらに辛くなったから読めなかったわ。

でもひろみが俺を気遣って送ってくれたんだったら、よかったよ。ありがとう!


7月から相性の良さそうなカウンセラーと一緒に認知行動療法ってゆう治療法で
カウンセリングの効果を実感してるし少しずつ回復してきてるよ。


今は体力的に楽なタンクローリーの会社から採用もらって危険物取扱の勉強を始める事にした。労働時間も長くないし、職場の雰囲気もよかった。

もうちょっと休んでカウンセリングで治療したほうがいいと思ってるから
12月から勤務開始させてもらう予定。

◯◯(長兄)からは、運送業なんて誰でもできるし会社に使い倒されて終わり
とかホザかれてムカついたから
俺が仕事が安定して精神的に回復するまでは喧嘩になるだけだから関わらないつもり 笑


あと、あの交通事故の時のひろみのタクシー代なんだけど
まだ事故の処理が終わってないから
俺がたてかえて、振り込みます。
弁護士に渡してあるタクシー代の領収書の値段を問い合わせるから、わかり次第また連絡します。遅くなってごめん!


ひろみは、墓参りの誘い来た?
俺は墓参りだけだと行くモチベーションが上がらないからキャンプのついでに行く予定。

んで、当日は◯◯◯(宗教名)について一切語らないで下さい。
と、行く前に母親にメールしといたほうがいいかなって考えてる。

◯◯◯(宗教名)に対しては好きでも嫌いでもないんだけどね。
狂信してる母親のキチガイっぷりを見るのがダルい 笑






Re: 久しぶり!
from ひろみ

タクシー代は親が立替えたので不要です。
 
私は、◯◯(父の名前)を受信拒否・着信拒否しています。
◯◯◯(母の名前)も、パソコン用のメール以外は受信拒否・着信拒否をしています。
 
私は、かれらから連絡が来ても、金や書類以外の内容の場合は一切無視しています。当然◯◯◯(母の名前)の法事に来いなどの要求も無視しています。返信もしません。
 
あなたがどう行動するかは、あなたが決めることです。
私は、あなたもそのように行動することを、お勧めします。
 
 
ひろみ
 




Fw:Re: 久しぶり!
from 次兄

了解。
 
適当にスルーできるようになって、まずは自分を大事にするよ。
 
また連絡するわ!



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加害者が弱ると、被害者はどうしたらいいかわからない。
加害者が強過ぎても困るけど、加害者が弱くても被害者は困ってしまう。
わたしは、このやり取りをして、つらかった。
あらゆる意味で、わたしは奴隷じゃない!!!!!


きょうだいって、複雑なんだよ。
それが加害者と被害者である場合は、特に。





なかったことになんか、しちゃいけないよ。
苦しかった思いを、いまのこの身体の辛さを、なかったことになんか、絶対にしてはいけない。

つらくて、苦しくて、忘れたくて仕方がないことほど、
いのちのかぎりを尽くして、腹の中心に繋ぎ留め、感じつづけるんだ。
そこに「わたし自身」がいる。



「なかったこと」になど、絶対にしてはいけないよ



posted by ひろみ at 15:39| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

ぶ厚いローストビーフは、500円でつくれる。



スーパーで安売りしている牛肉をブロックで買い、ローストビーフをつくった。


ローストビーフはめちゃくちゃ簡単だ。


直方体の肉なら、4面をそれぞれジュッジュッと2分ずつフライパンで焼いて、醤油の中に漬け込んでしまえばよい。


これで完成だ。
実際は肉にニンニクを擦り込んだり、醤油にみりんとか好みのソースを足して漬けダレをつくって漬けたが、
ただ焼いて、素の醤油に半日漬け込むだけでも、十分美味しいだろう。

お店で出てくるローストビーフはたいていモモ肉なので、
わたしは、バラ肉のブロックを買う。
モモ肉じゃもの足りない。脂が少ない。

こってりと甘ーい脂の滴る、バラ肉のローストビーフが至高だ。

甘い脂と血の、とろりと滴るバラ肉のローストビーフの味を知ったら、もうお店のモモ肉じゃ満足できないぜっ!

こんな美味しいものが超簡単に500円で食べられるのに、不思議である。
分厚く切った脂たっぷりのローストビーフを、おつまみみたいにポイポイ口に入れて噛み締める幸せといったらない。

ローストビーフはおしゃれカフェ・レストランメニューではない。


旺盛な肉欲を野蛮に満たしてくれる、カジュアル日常おかずである!

posted by ひろみ at 21:48| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年10月01日

お母さん。お腹の中にいたときから、きっと私とあなたは他者でしたよ。



お母さん。お腹の中にいたときから、きっと私とあなたは他者でしたよ。

カエルが、ハエをぱくんと呑み込んだら、そのカエルとハエは「お友達」になりますか?

ひとつのものになりますか?

ハエは、カエルの「部品」と化しますか?

違います。
ハエは、胃の中で溶かされて死ぬまで、ハエのままです。
死んでやっと、カエルの一部になります。
だからあなたは私に「死」を望んでいたんですね。早く部品にしたいから。

でも、死ぬまでハエは、ハエのままです。
カエルの胃の中にあっても、溶かされて生き終わるまで、ハエはハエのままでいるでしょう。
いのちが尽きるまで。

私があなたのお腹の中にいる時に、勘違いしたのでしょうか?
これは自分の「部品だ」と。

でもね。

私とあなたは、排卵された時点で他者でしたよ。
自信をもっていえる。


そしてわたしは、死んでもあなたの「部品」にはなりません。
あの、地獄の家のシステムの内に組み込まれても。

システムは乱立し、常に複数だ。


あなたは「その」システムの部品と化している。
もう、完全にあなたは生ける屍だ。
わたしは、あなたが生きているとばかり思っていた。そのせいでいつも混乱していた。

でも、あなたは、とっくに死んでいたんだね。
そのシステムの中に溶かされて、もう完全に一部となっている。

大木の気根のように。

あなたは、個ではなく、「その」システムそのものとなっていたのか。

わたしは、屍のあなたに、「どうして生きている人間のように反応してくれないんだろう?」と悲しくて悲しくて、屍をお母さんだと思っていました。

生きている子供が、屍をお母さんだと思い込んでしがみついていたら、苦しいにきまってる。苦し過ぎる。寒くて寒くて、凍え死にそうになるにきまってる。

わたしは、屍をお母さんだと信じ込まされていた。


お母さんはもう、死んでいたんだ。

わたしが生まれるずっと前から。


屍から、生きた子供が生まれてくるのは、不思議だ。
母親と子供は、やはり、排卵の時点で他者に別れてるんだろう。他者に、別れて。

あるいは、そのずっと前から。


遥かな昔から、母親と子供は、絶対的に、絶望的に、他者なんだろう。


でなきゃ、なにもかも、説明がつかない。
ありとあらゆるものが、説明つかない。納得できる説明なんか、一つも無い。


とりあえず、わたしは、まだ死んでなくてよかった。
完全に死なないように、殺されたわたしと生き残ったわたしに分かれて。
戦いつづけて、よかった。
生き残ったわたしがいるから、殺されたわたしも、ちょっとずつ蘇生することができる。
少しずつ、ほんの少しずつ。殺されたあの子も、生き残ったわたしと溶けながら、流れ込みながら、死んだわたしと生きているわたしがカフェオレのように混ざっていく。
統合するのが苦しいのは、そのためだ。死んだわたしに生きているわたしが流れ込み、生きているわたしに、死んだわたしの記憶が、感覚が、体験が流れ込むのだから、以前よりも、苦しみを感じるようになるのは、おかしいことではない。



わたしは、わたしと一つになれないから、母親と一つになろうとしていたんじゃないだろうか?
わたし達と、繋がれないから。


ほかの人とちょっとずつ繋がりだしたことで、やっと母親を切断できた。
母親を切断したことで、やっと殺された「わたし達」に意識を向けられるようになったんだと思う。


たいへんだったね、わたし。
posted by ひろみ at 18:16| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする