2017年01月04日

よき効能

こうやって自分の気持ちを書いていくと、胸に詰まったカッチカチの脱脂綿みたいのがちょっと抜けかけて、
その跡にかさかさと乾いた、空っぽな、空洞な感じが残る。心の穴の形が、はっきりと感じられる感じ。

からっぽで、悲しくて、寂しいんだけど、異物が取れたような感じがするんだ。
今まで私は、カラカラに乾燥した、脱脂綿とか固まった綿埃みたいなので心の穴をうめていたんだ。
それは、「お母さんは私を愛してくれているんだ」「お父さんは私を愛してくれているんだ」、という幻想。
カラカラで、萎びて、何の栄養もなくて、なにより乾燥した繊維が生傷にずりずり擦れてジンジン痛かったのに、
それ以外で止血できないと思い込んで、必死にその痛いカラカラしたものを指で詰め込んで、無理矢理押し込んでいた。
そうすると、たしかに埋まった感じはした。そして、痛みもちょっと麻痺した感じがした。それで「もう大丈夫だ、私は健康だ!」と思い込んで、自分に言い聞かせて、安心しようとしていた。

でも、本当に必要だったのは、その汚れた脱脂綿を抜き取って、傷口を洗って、
新鮮な空気と、栄養と、あったかい潤いをあげる手当てだった。

私に必要なのは、湿潤療法だと思う。
そして、こまめに洗って、栄養をたっぷり取ろう。

今まで、心の穴を撫でて、さすって、痛いのを癒すのを妨げていたのは、ガチガチに詰まった脱脂綿だったんだ。
お母さんと、お父さんという。

優しく、さすろう。私自身の、あったかい手で。
なにかあるごとに、そっとあたたかくさすってあげよう…


posted by ひろみ at 13:23| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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