2017年03月04日

タクシーの夢

数ヶ月前に見た夢。



私は、なんか、急にタクシーの運転手に「早く乗れ」と要求され、ドアの開いた後部座席に、強いられるままに座った。「早く乗れ!」と(無言だが)、激しい、うむを言わさぬ気迫で呼び込まれたから、慌てて乗り込むしかなかった。なんか大変なことになるのだろうと思ったから、乗る以外選べなかった。

タクシーは、無言で私を連れ走った。
不気味なその運転手は、押し黙り、男か女かもよく分からなかった。
私に背を向けたまま、黙って、猛スピードで車を走らせている。なぜか、ひどく興奮している様子だった。肩と背中で激しく息をしている。
私は、怖くて、でも何も尋ねなかった。
尋ねてはいけないと思っていたのだろう。

タクシーは、やがて、教習所?のような所に着いた。何か、公民館のような、薄暗く、しーんとした施設だった。

私は、バスの車両?の中に入れられた。
中には、私と年格好の近い(※現在27歳)十数人の若い人たちがいた。
みんな、不安そうな様子をしていた。みんな、どうしてここに連れて来られたのか、わからないみたいだった。
狭い空間に多人数で押し詰められていたのを、誰かが私にダンボールの切れっぱしをくれた。
私はそれを山折りにして、自分の顔を隠すようにした。
こんなみすぼらしいものでしか、プライベート空間をつくれないのだ。

試験官のような人が現れた。
バスの外。試験官のそばには、一枚のダンボールでできた、粗末なボードが立てられていた。
そこにマジックで「表」のようなものが書かれていた。
表の左端には、私(と多分ほかの人達)の、苗字が書かれていた。ドキッとした。

試験官は、タクシーの運転手たちの成績を付ける人らしい。

試験官は、私の苗字の横に、◯を付けた。私はほっとした。
私のせいで、私を運んできたタクシーの運転手さんの成績を落としてしまうかもしれない、そうなったら大変だ、と思っていたから、私の項目にマルをもらえて、嬉しかった。
ほかの人の項目に、バツが書かれるのを見た。ドキッとした。かわいそうだなと思った。
みんなこうやって、◯や×を付けられていく。
それが怖くて、不安だけど、誰も、みんな、自分のダンボールの中でびくびくしながらそうっと周りを窺っていた。



それから、目が覚めた。


私は、試験官が◯を付けた表に、私の苗字しか書かれてなかったのを思った。

私の「名前」は、書かれていなかった。

あの試験官は、それでタクシーの運転手の成績付けをしていたのだ。


でも、その夢では、私たちの何に◯や×を付けられているのか、さっぱり分からなかった。





posted by ひろみ at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
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