2018年03月26日

デスゲームの夢

デスゲームの夢を見た。


なにかわからない、水族館のような薄暗い施設で、老若男女が集められていた。
足元には水槽があり、みんなどこかニヤニヤしながら武器(弓矢)を握っていた。

武器は全員、弓矢。

怖がっている人は不思議といなかった。
恐怖はしていると思うのだが、それ以上に異様な歓喜と興奮にみんなメラメラとしていた。

なんかぼんやりと2チームに分かれて、廊の足下の水槽を隔てて、敵チームと中距離で向かい合っていた。


わたしは太い矢、箒の柄ぐらいの、ほぼ槍みたいな太さの矢をつがえ、敵の人間を、腹を籠めて射ち殺した。

集中して、落ち着いて、しかし確かに、歓喜の興奮をしながら、一人。また一人と、確実に胴体、急所を狙って射殺した。

その度に、敵味方の陣営で「おおっ!」とどよめきが上がった。
わたしの力を畏怖する、賛嘆の溜め息。

悪い気はしなかった。誇らしい。気分がいい。
わたしは敵味方におそれられる、万夫不当の武者だった。
服はいつものだが


そのうち、敵側の強者が(細身の男性、非ケメン)、わたしにニヤッとアイコンタクトをしたかと思うと、わたしに向かって矢をつがえた。一騎打ちだ。

わたしは直ちに自分の太い矢をつがえ、奴の胴を狙って撃ちぬいた。

矢は当たり、奴は顔を顰めながら崩れ落ち、水槽の中へ落ちていった。
賛嘆の声が上がった。

わたしは疲労を感じながら、休憩所?的なところへ降りていった。


と、さっきの男性が立っていた。
わたしの矢は当たっていたが、深くは身体を撃ち貫いていなかったのだ。
わたしは緊張した。心のうちで身構えた。

男性は、「さっきはすごかったですねえ」と、まるでスポーツの後のように笑いかけた。
互いの健闘を称えあうかのような態度。
にこにこと笑って、飲み物でも勧めるような仕草をした。

と、わたしは足下の人間に気がついた。
水槽の中から、水中から、潜伏する2〜3人の中年の男女がわたしを狙い、矢をつがえていた!
わたしは全てを理解して、矢を取り出し、右手に掴んで「槍」に構えた。

男は驚いた顔で叫んだ。

「駄目ですよ!せっかく……(強い?立派?)のに、正々堂々とやりましょうよ!」

わたしは掴んだ槍を、かれの顔に突き立てた。
同時に刃の穂先を曲げ、「戟」のような形にして、足下の男女の顔を、頭を斬り裂いた。横薙ぎに。一気に。

わたしは恐怖と緊張と興奮で、全身に汗を、呼吸がぶるぶる震えていた。少し「やってしまった」と思っていた。

自分の中からか、外からか、大声が叫んでいた。

「『正々堂々と』なんて言う奴は詐欺師だ!!奴らは、自分が有利なルールの時にしか叫んだ試しがあるか!?
なにが正々堂々とだ!!!正々堂々となんてしたら、おれが殺されるんだ!!!
最初から、自分にとって有利な奴が「正々堂々」を叫ぶ!
ルールなんかぶち殺して、殺しまくってやれ!!!!」


わたしが、叫んでいた。
ぶるぶる震えながら、太い矢、槍、戟をぎゅうううと掴みながら、全身汗まみれで、起きた。







関係ないけど恥をかくのが死ぬほど怖いんだ。 (小学館クリエイティブ単行本) -
恥をかくのが死ぬほど怖いんだ。 (小学館クリエイティブ単行本) -
サレンダー橋本の漫画が好きなのでお勧めする。
posted by ひろみ at 16:27| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

タクシーの夢

数ヶ月前に見た夢。



私は、なんか、急にタクシーの運転手に「早く乗れ」と要求され、ドアの開いた後部座席に、強いられるままに座った。「早く乗れ!」と(無言だが)、激しい、うむを言わさぬ気迫で呼び込まれたから、慌てて乗り込むしかなかった。なんか大変なことになるのだろうと思ったから、乗る以外選べなかった。

タクシーは、無言で私を連れ走った。
不気味なその運転手は、押し黙り、男か女かもよく分からなかった。
私に背を向けたまま、黙って、猛スピードで車を走らせている。なぜか、ひどく興奮している様子だった。肩と背中で激しく息をしている。
私は、怖くて、でも何も尋ねなかった。
尋ねてはいけないと思っていたのだろう。

タクシーは、やがて、教習所?のような所に着いた。何か、公民館のような、薄暗く、しーんとした施設だった。

私は、バスの車両?の中に入れられた。
中には、私と年格好の近い(※現在27歳)十数人の若い人たちがいた。
みんな、不安そうな様子をしていた。みんな、どうしてここに連れて来られたのか、わからないみたいだった。
狭い空間に多人数で押し詰められていたのを、誰かが私にダンボールの切れっぱしをくれた。
私はそれを山折りにして、自分の顔を隠すようにした。
こんなみすぼらしいものでしか、プライベート空間をつくれないのだ。

試験官のような人が現れた。
バスの外。試験官のそばには、一枚のダンボールでできた、粗末なボードが立てられていた。
そこにマジックで「表」のようなものが書かれていた。
表の左端には、私(と多分ほかの人達)の、苗字が書かれていた。ドキッとした。

試験官は、タクシーの運転手たちの成績を付ける人らしい。

試験官は、私の苗字の横に、◯を付けた。私はほっとした。
私のせいで、私を運んできたタクシーの運転手さんの成績を落としてしまうかもしれない、そうなったら大変だ、と思っていたから、私の項目にマルをもらえて、嬉しかった。
ほかの人の項目に、バツが書かれるのを見た。ドキッとした。かわいそうだなと思った。
みんなこうやって、◯や×を付けられていく。
それが怖くて、不安だけど、誰も、みんな、自分のダンボールの中でびくびくしながらそうっと周りを窺っていた。



それから、目が覚めた。


私は、試験官が◯を付けた表に、私の苗字しか書かれてなかったのを思った。

私の「名前」は、書かれていなかった。

あの試験官は、それでタクシーの運転手の成績付けをしていたのだ。


でも、その夢では、私たちの何に◯や×を付けられているのか、さっぱり分からなかった。





posted by ひろみ at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする